輪郭

 まず輪郭です。僕はまず輪郭から描きます。目から描く人、髪から描く人などあれこれいるそうですが、輪郭から描く人が多数派でしょう。次は目から描く人かな。

理由はというと輪郭というのはアウトラインで、顔のその他のパーツはみんな輪郭の中に収まるわけです。だから輪郭が決まっていると他のパーツの位置がうまくいきやすい。と、僕は考えています。輪郭から描いた方がデッサンが狂い難いんですね。

輪郭ですが、僕はこのように描きます。

といっても描く人によって千差万別で、あれこれあります。描く対象が男か女か、大人か子供か、でも変えるべきですね。僕はほとんど変えていませんが。中年、老人、太った人、やせた人は特殊な形になってきます。そういうのは応用ですからここでは考えないことにします。

とにかく基本は’し’の字ですね。後は適当にバリエーションを付けます。

僕の場合を説明すると

(1)輪郭の始点は髪の生え際です。

(2)それからおでこがあって、

(3)この窪み始めの所に眉毛が来ます。

(4)くぼんでいるところは目です。日本人はのっぺりしているからあまりありませんが、窪んでいると彫りの深い顔になります。

(5)やせている人はこの辺に頬骨が来たりします。

(6)このぷっくりしたところは言うまでもなくほっぺ。ふくらませればぷにぷに系、頬骨から顎までまっすぐ線を引けばスレンダー系です。

(7)顎は実際の人間はもっと円いですがマンガなのでうんと細いです。たまにとんがって描く人がいますが僕は顎がとんがった絵は好きではないですね。しかしとがらせたければ好きにするべきでしょう。人間の体にとんがったところがある分けないという正論もありますが、無いものをかけるのがマンガのいいところです。

やせている場合は頭蓋骨の形が良く現れます。基本的に注意するのはほお骨とえらでしょうか。特にほお骨ですね。

 

輪郭を描く上で注意すべき点は頭ですね。通常髪の毛が生えているところはどうせ髪の毛で隠れてしまうから描かないものです。僕も眉毛から生え際までのラインは前髪で隠れることの方が多ので描かなくてもいいといえるでしょう。(ただし前髪をあげたキャラの場合は必要ですが。)

しかし、髪の下には禿頭があることを忘れてはいけません。ちゃんと閉じられるように描きましょうね。

悪い例その1

こうしてしまうと

輪郭がが飛び出してますね。

こうならないためには坊主頭を描くのがよいです。どうせ髪の毛で消えてしまうので消す手間がありますが形を取るためです。

 

正面はこんな感じですね。まあ他にもいろいろありますが。

正面の場合は左右対称になっているかどうかで一発でデッサンのずれがばれてしまいます。上の例でもバレバレですね。一発で左右対称にするのは至難の業です。それで正面をほとんど描かない方もいらっしゃいますが、根気強く直せばいずれ直るので頑張りましょう。

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