漫画絵の描き方ステップ1:下描き

まずは下描きです。私はシャープペンシルでコピー用紙に下描きをして、それをスキャナーで取り込みます。
そこから先の作業は全部PC上で行います。
もちろんタブレットをお持ちならば、最初からPC上で下描きをしても全然OKです。

と言ってもPCで絵を描くにはタブレットは必須ですね。タブレットというのはWACOM intiosとかです。
タブレットPCで絵が描けるのかどうかは持っていないので知りません。

というわけで下描きを。かなり酷い有様ですがここから清書するので気にしない方向で。

相変わらず裸の女性です。
なぜかといえば裸が絵の基本だから…とかは表面上の理由で、私が一番描きたい絵が女性の裸だからです。
以降のステップで、この絵を仕上げていきます。

一応初心者用ということで、Photoshopの使い方とかも説明することにします。
この辺は持っている環境次第で千差万別なので、まったく役に立たない可能性が大なのですが、
一人でも何かの参考にできる人がいればと。

1.Photoshopを起動してください。「ファイル」−「読み込み」−「スキャナ」(ウチはEPSON ES-6000です)を選択して、
スキャナ読み込み画面を起動します。

2.スキャナで読み込みます。EPSON以外のスキャナーは使ったことがないのでわかりません。

 ここで取り込んだ下描きは完成原稿には一切反映されないので、設定の変更は特に必要はないです。
 一応モノクロ鉛筆絵は自動露出を書類向きにした方が綺麗だとは思います。

イメージタイプは8bit(グレー)で十分なのですが、PSDデータをSAIで読み込むためには
24bitカラーである必要があるので、最初から24bitで取り込んだ方が手っ取り早いです。
たいていのスキャナーは色数では読み込み速度は変わらないですよね。
もし速度が遅くなるスキャナーがあるなら、グレースケールで取り込んでから
Photoshopで「イメージ」−「モード」−「RGBカラー」に変換すればいいと思います。

 

一番重要なのが解像度です。
解像度とは何かというと、1インチあたりを何ドットで表現するかという単位で、大きければ大きいほど
画像が細かくなります。高画質ということですね。描く面積が増える分、手間がかかるのですが。

解像度はどれくらいがいいのか、というのはどんな出力をするかによります。
コミックスタジオとかの設定では、印刷用の高画質だと600dpi、1200dpiとかが一般的みたいです。
DLSITE.comあたりを参考にすると

・カラーページ
   150dpi以上
・グレースケール
   150dpi以上
・モノクロ2階調
    300dpi以上

といった感じみたいですが。


しかし解像度は大きい解像度から小さい解像度へは、Photoshopの「イメージ」「画像解像度」で
解像度の値を1200→600とかにすれば綺麗に縮小してくれます。
バイキュービック法とかニアレストネイバー法とか種類があるみたいですがどれでも綺麗です。

しかし600→1200とかに拡大すると、どれでも画像がぼけてしまい、結局描きなおしが必要になってしまいます。

つまりPCの性能が許すなら1200dpiくらいで作っておいた方が良いです。

しかしこれから使用するSAIは一片の長さが10000ピクセル以上の画像は編集できないという問題があります。
1200dpiにするとまず10000ピクセルを超過するでしょうから、諦めて600dpi程度にしてください。

じゃあスキャナで取り込むときも600dpiで取り込めばいいか、というとちょっと待ってください。
確かにできる限り完成原稿と同じにしたいですが、解像度が大きいとスキャナの読み取りが遅くなります。

今回取り込むのはただの下描きです。大した画質は必要ありません。
それなのに600dpiだと読み込みが非常に遅くてじれったいです。
(高性能な最新スキャナで読み込みが早いならば何も問題はありませんが)
300とか、いっそ72とか、低い解像度で読み込んでからPhotoshopで解像度を600とか目的の
値に修正した方がいいでしょう。


3.取り込んだ画像を適当な名前を付けて保存してください。
  RGBカラーのPSDファイルで保存しますが、この時点ではBMPでも何でもいいです。
 SAIで開ける形式でさえあれば。

 EPSON SCAN画面を閉じないとPhotoshop画面に移動できないので注意してください。

 

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