リクエストを受けたので書いて見ます。自信が無いのはいまさら言うことじゃないので、とにかく知識を記述する方向で。

注意点 服を描くときは、まずは裸を書きましょう。

服の下には絶対に裸があるわけですから。
いきなり服から描き始めると、骨格のおかしな変な絵になってしまうことがあります。
もちろん単純なポーズの場合は、いきなり服から描き始めてもそうそうおかしくなることは無いと思います。
慣れてくればもちろんいきなり服から描いても問題ないです。しかし、複雑なポーズの時は必須です。
装飾だらけのヒラヒラした服なんかを着せるときも必須です。どんな装飾も大本は体のラインですから、裸を描いていないと体のラインがどうなっているのかわからなくなってしまいます。
ただし着ぐるみだけは別です。体のラインが全く出ませんので

裸さえ描いてしまえば、後はそれに皮をかぶせるような感じで描いていけば一応服になります。

裸の線を消して出来上がり。

まともなデザインの服が書きたい場合はファッション誌などで勉強しましょう。ファッション誌だとおしゃれすぎる場合は、デパートや通販のチラシもねらい目です。ちょっとおばさん臭いですが、こっちはタダだし、ファッション誌は男性には買い辛いですからね。


その他注意点その一 胸の下のラインについて

先ほど胸の下のラインは胸の頂点から真っ直ぐ下に引いていたのに気付いたでしょうか。
ギャルゲー等では、左側みたいに胸の下でギューっとすぼまっておっぱいを強調する服がよくあります。
しかしこんな服は、ゴムが入っているか、水に濡れているか、静電気で張り付いているか、胸の形に沿って専用に縫製するかしなきゃ有り得ません。
右側みたいに、胸の頂点からはストーンと真っ直ぐ落とす方が自然です。
ですが、そうするとデブに見えてしまうんですよね。胸が大きいと特に。
それを避けるためには、やっぱり胸の大きい絵を描く人は堂々とゴム入りor静電気で張り付いた服を着せるべきだと思います。
そんな不思議な服は嫌だけど胸を強調したい場合は、アンナミラーズの制服のような胸の下を押さえつけたデザインの服にすれば全く問題ありません。


その他注意点その二 しわについて

立体感の出し方でも描きましたが改めて詳しく。
服を描く時はしわを描くと立体的になります。というか入れないとのっぺりした感じになってしまいます。とりあえず線を引いておけば何となくしわに見えるので、どんどんトライしてみましょう。
ただ、しわをあんまり入れすぎるのは、立体的にしたい気持ちはわかるのですが、アイロンがけしていない服になってしまいますので、ポイントポイントにぴしっと入れてそれ以外のところには入れないようにしましょう。

しわを入れるポイントは以下の通り。

(1)関節の曲がった所

腕を下ろしていれば脇、腕を曲げていたら肘の内側、足を曲げていたらひざの内側、足を上げていたらまたの付け根、などなどですね。
この部分は絶対にしわが入るので立体感を出すチャンスです。確実にしわを入れましょう。


(2)服のたるんだところ

肌に触れていない、服がたるんでいる所は布が勝手に折れてしわが入ります。ただ、圧力がかかって折れているわけでは無いので、そんなに細かいしわがぎざぎざ入ったら不自然です。大きくてゆったりしたしわが入るようにしましょう。スカートとか、胸が大きくて下半分を肌に貼り付けなかった場合は下の部分はたるみます。
繰り返しますが、こういう部分は圧力がかかっていないので、しわが入っていなくても別に不自然ではありません。しわの入れ方に困ったら描かないのも手です。ただ立体感を出すためには多少不自然でもしわを入れたいですよね。


(3)すぼまったところ

袖口とか。だぶだぶの服を着てベルトで締めているときとか。ここも確実にしわが入りますし、しわが無いとすぼまっている感が出ないので必須です。

(4)体をひねったときとかはそれにそってしわが入る。

立体感に加えてひねっているんだぞ感ができるのでお勧めです。


(※)勉強の仕方

他にも背広だったら肩らへんにしわができるとか、いくつかお約束があるんだと思いますが、よくわからないです。プロの絵を見たりして勉強しましょう。

現実の人間を見て勉強するのはあまりお勧めできません。いや、もちろんそれで勉強できるならそれが一番ですよ?
しかし現実の服だと全体的にうっすらしわが入っていたり、逆にあんまりしわができていなかったりします。しわというのは一回一回変わりますしね。
漫画では入れられるしわの線は限られていますから、結局その中から一番特徴ある、それらしく見えるしわを抜き出して記述しなきゃいけない。
そんなの何十枚、何百枚とデッサンをした上で到達できる境地ですよ。
だったら初めからその境地に居る人の絵を真似てしまった方が手っ取り早いです。


(※)しわがあって良いのか不安なところには入れない。

わからない時はしわを入れないようにしましょう。服の材質によってはしわができないことなんて幾らでもありますし、もし必要な部分にしわが描いていなくても省略と主張することが可能です。
しかし、不要な部分にしわが描いてあると、どうあがいても変なしわになってしまいます。
あるべきじゃないところにしわが入っていると、体がべこべこへこんでいるのかと不気味になってしまいます。
英作文をするときは単語が少ない方が減点されにくいし、プログラムを書くときはコードが短い方がバグが少ないです。蛇足にならないようにしましょう。


悪い例。しわはいれれば良いってもんじゃない。特に胸に皺が入っているとおっぱいが梅干しみたいで嫌な感じです。


とりあえず思いつく所は以上です。

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