デッサンがずれているってなーに?


「デッサンが狂う」と言う言葉の方がよく使われるようですが「狂っている」というのは放送禁止用語ですので当サイトではデッサンがずれると言う言葉を使います。

まずデッサンとは何でしょう。私は美術的な定義は全然わかりません。
理論なんてわからなくても実用レベルでは全く問題ないのですが、せっかくなのでちょっと検索してみました。
「デッサンとは見た物、イメージした物の形を正確に再現すること」

なんか「絵」その物の定義のように思いますが・・あ、わかりました。
デッサンで重要なのはここです。
「デッサンとは見た物、イメージした物の『形』を正確に再現すること」
絵の定義はこれですね。
「見た物、イメージした物を正確に再現すること」

と言うことでデッサンとは形のことだ、とします。
何か正確な定義からはかけ離れている様な気がしますが、デッサンの本質について論じるのは美術評論家にお任せします。

しかし形がずれていると言われても、自分の描いた絵のどこがどうずれているのかはなかなかわからないものです。そもそもわかるぐらいならとっとと直せばいいのですから。では、どうやってデッサンのずれを確認するのか、見ていきましょう。

まずサンプルです。

これだけ見ると、どこがずれているのかわかりませんね。
え、わかるって?・・・お願いですからわからないことにしてください。
ちなみにわからないのは本人だけということは少なくありません。

デッサンのずれを確認する方法は二つあります。
1.紙を裏返して光にすかす。=鏡に映してみる。
2.上下ひっくり返す。

ではやってみましょう。ちなみに2でわかるならば、2の方がおすすめです。
理由は上下ひっくり返しただけならそのまま修正することが可能だからです。
しかし私の場合、上下をひっくり返しても同じにしか見えないんですよ。
というわけで1のケースについてのみ説明いたします。
紙に描いているときは、
・ひっくり返してどこがずれているのか記憶し、戻して急いで直す。
 →簡単ですが忘れてしまいませんか?
・ひっくり返して裏に直接正しいラインを描いてしまう。
 もう一度ひっくり返して間違った線を消し、裏に描いた線になぞって描く。
 →難しいラインの場合はおすすめです。

というようなことをやっていますが、ここではみなさんの目の前にある文明の利器パソコンを使いましょう。左右反転してもそのまま修正することが可能というメリットがあります。

1. 2.


まず顔。目が少しおかしいですね。まあこの程度だったら普段は許容範囲なのですが。
体は左肩の鎖骨がへっこんでいる。左右のおっぱいがずれている。といったところですね。

鎖骨はまっすぐにして胸は片方にあわせましょう。左胸の方が大きいので右を左にあわせます。私は常にそうしています。

修正後です。修正箇所がよくわかるように色調補正はしません。。

じゃあ元に戻してみましょう。これはこれでちょっとずれているような。
気に入らなければまたなおして、ひっくり返して確認すればいいでしょう。
このように、ひっくり返してはなおし、ひっくり返しては直しを繰り返していればいつかはあうはずです。
私の場合は時間の問題もあるので一回直せば十分と判断します。

後は色調補正して余分な線を消して完成。お疲れさまでした。

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